6月18日の奈良青年部茶道セミナーに参加いただいた役員さんより感想をいただきました　（ベンガラ染め体験）

以下感想です⇩⇩

6月18日(日)に茶道セミナーを行いました。
「奈良にゆかりのある体験を通して奈良を感じる」をテーマに奈良団扇の絵柄を彫って貼る体験と奈良晒のハンカチをベンガラで染める体験にそれぞれわかれて行いました。

私はベンガラ染めを体験しました。

奈良晒のハンカチにベンガラという土からとれる染料を染めるのですが、何色かある染料を混ぜて好みの色とデザインを考えるところからスタートしました。
最初はどのような模様にしようか賑やかに構想を話していましたが、いざ体験に入ると黙々と手を動かしていました。

また、出来上がったものをそれぞれ見ながら話すことでさらに交流が深まったと思います。
白のハンカチに色が染まっていきだんだんと出来上がる様子がものづくり体験の面白いところのひとつだと思います。

周りの方もタコ糸でハンカチを縛りデザインされていましたが、解いた時には周りの皆さんの感動の声がたくさん聞こえてきました。
皆さんの個性あふれる作品を見せていただき、奈良のことを少し知ることができ、また皆さんと交流を持つことができとても楽しいひとときを過ごす事ができました。

体験の後、合流し昼食を一緒にとりました。ご飯を一緒に食べる機会もコロナ禍になってからはなかったので、皆さんとの楽しく笑顔にあふれた交流はかけがえのない時間となりました。役員の皆さまには準備から大変だったと思いますが、随所におもてなしの心を感じてとても清々しい気持ちでした。

このような行事が少しずつ増えていく事を願い、これからも奈良青年部で楽しい行事を企画していきたいと思います。

吉田光恵