近畿第一ブロックのことブロック活動報告
5月26日(日)、北野天満宮および上七軒歌舞練場において、近畿第一ブロック令和6年度ブロック研修会が京都四青年部連合会主管で行われ、ご来賓およびブロック間交流含め127名が参加しました。
ブロック研修会に先立ち、前日の25日(土)には、京都さんぽ、漆器講義&棗の研ぎ出し・絵付け体験、聞香体験、茶道資料館見学&古袱紗作り体験の4つのオプショナルが行われ、希望者はそのうち1つを選び参加しました。
同日夜には京都タワーで交流会があり、バーベキューをしながら、お茶をテーマに短歌を詠んだり、景品があたる企画を楽しんだり、交流を深めました。
当日は、北野天満宮でのお茶会から始まりました。境内の青もみじの美しさ同様にと、清々しいお道具の取り合わせを心がけました。茶業を営んでおられる小山元也ブロック長ゆかりの茶摘み人形のお香合や、茶櫃でみたてた煙草盆など、先輩方からも青年部らしくて楽しいお席だったとお褒めのお言葉をいただきました。
式典と研修会は、上七軒歌舞練場で行われました。普段は芸舞妓さんが踊りを披露される舞台です。豪華なことに、芸舞妓さんの祝舞からスタートしました。また芸舞妓さんとの撮影タイムも設けられ、滅多にない機会に大変好評でした。
ブロック長挨拶、ご来賓挨拶、総本部報告に続き、全国委員会の井上公之全国代表者会議副議長より、青年部の現状や6月に開催される青年茶人京都のつどいについてメッセージをいただきました。青年部に関することは、どんなことでも相談してほしいというお言葉が、大変心強く励みになりました。
研修会では、今日庵業躰 中野宗剛先生に「裏千家500年の歴史」と題してご講演いただきました。千利休から一代ずつ歴代宗匠の生い立ちからお好み、功績などお話いただき、大変勉強になりました。
近畿第一ブロックの中でも今回は、京都での開催ということで、皆様からの期待も大きかったかと思いますが、京都らしさを全面に押し出したおもてなしで、楽しみながら学びと交流を深めていただけたのではないかと思います。
ジャンボ茶筅は宮津・両丹・但馬青年部に引き継がれました。
京都四青年部の皆様、準備や運営、お疲れ様でした。
そして、ご参加の皆様、誠にありがとうございました。
(広報委員長 井口香苗(京都南))