近畿第一ブロックのことブロック活動報告

12月2日、ANAクラウンプラザホテル京都において、千宗室お家元はじめご宗家方ご出席のもと、第29期全国委員・全国委員補が全国より集まり、全国委員会が行われました。近畿第一ブロックから小山元也全国委員(京都南)、北原由恵全国委員(奈良)、大下尚平全国委員補(京都東)、井口香苗全国委員補(京都南)の4名が参加しました。

本年は、全国的な行事の開催を模索する1年となりました。当たり前に踏襲してきたことをこなすのではなく、原点に立ち返り、行事のあり方を見直すという課題を与えていただき、議論を重ねてきました。それにより、尚一層、行事を開催したいという気持ちが強くなり、改めて茶道が好きであること、仲間と時間を共にしたいという想いを再認識したように思います。

来年6月に全国的な行事が決定し、それに向けて全国委員会は実行委員会となり、準備を進めてまいります。ようやく実働として動き出した全国委員会、これからがとても楽しみです。

同日午後からは、全国委員会に加えて、全国のブロック長、青年部部長が集まり、青年部全国代表者会議が行われました。

開催に先立ち、LT35期によるお呈茶席が設けられ、手作りで心尽くしの一碗をいただきました。

会議では、お家元より励ましのお言葉をいただき、日々の稽古に精進し、青年部の役職を全うする決意を新たにしました。その後「青年部活動の充実にむけて」のテーマでパネルディスカッションが行われ、それぞれの地域においての青年部活動の現状と今後について聞くことができました。

翌12月3日は、中部中国地区地区委員長で、第19期青年部全国委員長の原昌三様に「親支部と青年部の信頼関係」と題してご講演いただきました。貴重な体験談をお聞かせいただき、先輩の熱いアドバイスに力をいただきました。

さらに「親子間のコミュニケーション」「ICTの活用(オンライン行事と事務負担軽減)」に関して、事例発表とテーブルごとのグループディスカッションを行いました。活発に意見交換をし、時間が足りないほどでした。

二日間に渡って、たくさんの学びを得ることができました。全国の青年部での取り組みを自分の青年部に持ち帰り、参考にしながら、より良い青年部にしたいと思います。

(広報委員長 井口香苗(全国委員補))