ブロック長 所信ブロック長 所信 2025-2026

茶道裏千家淡交会青年部
近畿第一ブロック ブロック長
岡村 加奈(京都東青年部)

主人公 〜茶道を楽しみ、茶道でつながる喜び!笑顔あふれる近畿第一!〜

新しい年を迎え、各地の青年部では新たな部長・役員での新体制での活動がスタートしました。近畿第一ブロックにおいても、各青年部の部長を中心とし、ブロック全体の会員が一丸となって活動できる体制を構築するため、今期は以前とは少し形を変えて活動を開始します。

今年は「乙巳年」であり、柔軟性と成長の年とされています。物事を柔軟に捉え、周囲と協力し、変化を繰り返しながら発展していくのに最適な年と言えるでしょう。

私たち青年部を取り巻く環境は、以前から少しずつ変化していましたが、コロナ禍以降、価値観や人との関わり方、オンラインの普及など、急速な変化が求められるようになっています。

様々なシステムの導入やオンラインの活用は、便利な面もありますが、人と人との関係が希薄になり、リアルでの交流が不要であるかのような風潮も生み出しています。

そのような状況下で、青年部会員の減少は加速しており、大きな課題とされています。

会員拡大、活動への参加促進、次期役員の選出、活動内容の検討など、部長をはじめとする役員の皆様の悩みや負担は増大していると聞いています。

これまでのやり方を踏襲しつつ、ブロックの活動方法や青年部の運営方法など、近畿第一ブロック内の各青年部長と共に、今の時代や状況に合わせて変革のため様々な試みに挑戦していきたいと考えています。

戸惑うこともあるかと思いますが、会員の皆様のご協力がなければ何もできません。何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

青年部を楽しんでいますか?

さて、皆様は青年部にどのようなきっかけで入会されたのでしょうか?

私は茶道との出会いが高校1年生の15歳の時、そして青年部との出会いが17年前であり、人生の大半を茶道と青年部と共に過ごしてきました。

入会のきっかけは、社中の先生からの「行けるものなら行ってあげて」という何気ない声かけでした。

入ったばかりの頃は知り合いもおらず、案内が届いても「自分が行っていいものか」「何をするのだろうか」という不安ばかりでした。転機となったのは、同じ青年部の方に誘われて初めて参加した台湾でのブロック行事でした。

全国から様々な方が参加されており、それぞれの役割を一生懸命担当されている姿や、懇親会で思いっきり楽しむ姿を見て、「参加すれば色々な出会いがあり、社中だけでは経験できないことがたくさんある」と感じました。

青年部の活動に参加するきっかけは人それぞれだと思います。しかし、参加してみると大変な面もありますが、それ以上に楽しかったと感じる方が多いのではないでしょうか?また、役員として卒業される方と関わる機会が多くあり、「青年部を卒業するのが寂しい」「もっと早く青年部で活動に参加すればよかった」という声を耳にしました。

また、他ブロックの講演で若宗匠が「皆さん、青年部を楽しんでいますか?」と問いかけられていました。課題や大変なことにばかり目を向けているのではないかという問題提起だったと思います。

私も、せっかく入った青年部なので、参加できるものには是非参加してほしい、せっかく来てもらうのであれば思いっきり楽しんでほしいという思いから、前期幹事長として様々な声かけをさせていただき、全国のブロック行事へ多い時には10名で参加し、たくさんの交流と思い出を作ってきました。

様々な事務作業は大変なことも多いですが、一緒に参加してくださった会員さんが「楽しかった」「次回はどこ?」という声を聞くと、とても嬉しく思いました。

今回、ブロック長になるにあたり、引き続き「お茶で集う楽しさ」を軸に、ブロックが一丸となって活動できるような体制づくりを目指し、今期のブロックテーマを

主人公〜茶道を楽しみ、茶道でつながる喜び!笑顔あふれる近畿第一!〜

としました。

近畿第一ブロック内の会員が笑顔あふれる主人公になれるよう、各青年部の部長と連携し事業を進めて参ります。今期2年間、どうぞよろしくお願いいたします!

近畿第一ブロック2025-26年度 ブロック長 岡村加奈(京都東青年部 副部長)
*所信については最先端のGoogleのGeminiと共に作成してみました^^