近畿第一ブロックのことブロック活動報告

今年の裏研(裏千家学生茶道研究会)との合同行事はお茶会ではなく、午前は加藤宗貴先生をお招きしての「大寄せ茶会での心得」着物を着た時の所作からお茶会の流れ、お茶事とお茶会の意味等々、お茶会のデモンストレーションをしながら講義していただきました。
午後は学生主催のお茶会・蹲と躙り口の使い方・箱の紐結びとお軸の扱い方をローテーションして一緒に学びました。

裏研 評議委員長の濱田拓生様、近畿第一ブロック 学茶委員長の角田潤子様から今回のレポートを頂きましたので紹介します。


合同行事を終えて

今回の合同行事はご講演も行い、今までとは少し違った形となりました。そのため、上手くいくかどうか、ずっと不安がつきまとっていました。しかしながら、青年部さんや裏研メンバーの多くのサポートを受けて無事、何事もなく、楽しい行事として終了することができましたので大変うれしく思っております。また、今回の経験を活かして、これからも楽しく学べる裏研を作っていければ良いなと考えております。ありがとうございました。

裏千家学生茶道研究会 濵田拓生


平成30年5月13日 裏研合同行事を茶道研修会館にて行いました。学生との顔合わせのとき 本年度の学生は茶歴も浅く 新入生も多いのでお茶会ができるか心配…との事。それなら 今後 自信を持って お茶会に出向けるように 基本の勉強会をしましょうと 提案しました。

当日は 学生・青年部合わせて120名の参加となり、午前中には 加藤宗貴先生による デモンストレーション茶会を行い、お辞儀の仕方、着物での美しい所作、客の席入りの仕方、正客と 半東の動きなどを ご指導いただきました。

午後からは グループ分けをし、学生主催のお茶会、蹲と躙口の使い方、お道具のしまい方として 箱の紐の結び方と 軸の扱いを 時間を区切りローテーションで学びました。参加した学生から「蹲の柄杓の柄を最後に清めるのを知りませんでした。これから 神社に行ったときに実践できます」「躙口って こんなに狭いんですね!」と いろんな声をいただきました。決して一度の講習で身につくとは 思っておりませんが、学生の方々に 茶道や青年部活動に興味を持っていただけたら 嬉しく思います。私の目の届かない所で ブロック出向の方々が ご自分のお役目を しっかり務め 助けてくださったこと、陰ながら 至らない私をお支えくださった 中村ブロック長、中澤幹事長、檜垣担当副ブロック長に 感謝申し上げます。

ありがとうございました。

近畿第一ブロック学茶委員長

角田潤子