近畿第一の青年部の方なら誰でも気軽に参加できる役員会を各地で行ってまいりましたが、今回は11月16日、奈良の総本山　長谷寺で行われ、30人近い青年部会員にご参加頂きました。

長谷寺は四季折々の花と、門から本堂へ続く美しい回廊のあるお寺で、わらしべ長者のお話のもとになった観音様のいらっしゃる寺でもあり、西国三十三ヶ所にもあたります。

ちょうど紅葉の時期で、また秋の特別拝観も行われている中、僧侶の宿坊で紅葉と秋の気配を感じながら、先ずは一服頂きました。
お菓子はお寺の門前町にある草餅。長谷寺のお土産も頂き、奈良青年部の皆さんのお心使いに感謝です。
その後、役員会が行われ、小山ブロック長からは、この移動役員会も2年前に奈良の今井町から始まり、年度の終わりもまた奈良で終える事ができましたとお話がありました。

役員会の後は、奈良の郷土料理でもある、ほうじ茶粥が付いた茶粥御膳を頂きました。

その後は、僧侶のご案内で普段は入れない、長谷寺の茄藻庵というお茶室や、本堂の大きな観音様の真下のお部屋や建物をご案内頂き、大変貴重な経験になりました。

今回も茶道青年部会員同士、支部の垣根を越えて、ワイワイと楽しく学び交流できた日となりました。

2年前に始まりました、この移動役員会を通して、会員同士の交流が深まったり、純粋に楽しいって思える経験をたくさんできたと思います。

このような機会を頂き、また皆様とお茶縁が広がる事に心より感謝致します。

( 水野清慈　奈良)